照明機材を実際に使いながら、シーンごとにプロ技を大公開。ナビゲーターは、プロ機材ドットコムスーパーバイザ―坂本隆志。スタジオワークやライティングテクニックなど、他では見られないプロフェッショナルのシゴトをお見せいたします!スチール撮影をアップグレードしたいあなたへお届けする、役立つ情報が満載です。
電動雲台を検証する。
本来、昇れない高所からリモコンで撮影するような遠隔操作を1番に考えている商品であるが、他にも使用できるのではないのかと用途を考えてみた。
*製品の切り抜き撮影用の雲台として
切り抜き撮影とはまずは宙に浮いたような写り込みの無い状態に被写体を設置する事が撮影のスタートになる。
ポイントは
台も載せる商品より小さくなければ行けない。
水準器で水平垂直を取る。(しっかりした三脚を使うのがベスト)
アクリルを使うことで余計な映り込みを回避でき、宙に浮いたような仕上がりが期待できる。
雲台は水平垂直を取るのに便利だ。
特に写り込みがある缶、洋酒などのビン物は切り抜き撮影の定番である。
水平垂直を取ること、缶やビンのラベル面の微調整は、なかなか根気のいる作業である。
そこで、「電動雲台」が使えるのではないかと考えた。
今回の電動雲台はワイヤレスリモコンで回転する事で商品の正面センターを出す事が容易である。
動きもスムーズである。

ちょっとした傾きも直せる。(かなりの角度調整が可能)

この電動雲台は水平方向に340°回転でき、チルト方向に30°角度を変えることができる。
水平垂直はもちろんだが、ラベルを正しく正面にすることが重要だ。
グラデーションペーパー背景に置き撮影した画像と
切り抜き撮影した製品画像を画像を比較してみる。

グラデーションペーパーの上にに構成した写真
置き撮りでは、バック紙や隣の商品がやや写り込んでいる。
一方、切り抜き撮影は写り込みとしてのハイライトをやや強調して表現してみた。

ボトルのクリアな透明感やチューハイの缶もメリハリが表現できた。
アイデア次第でこのように、便利な使い方が構築できるのだ。