照明機材を実際に使いながら、シーンごとにプロ技を大公開。ナビゲーターは、プロ機材ドットコムスーパーバイザ―坂本隆志。スタジオワークやライティングテクニックなど、他では見られないプロフェッショナルのシゴトをお見せいたします!スチール撮影をアップグレードしたいあなたへお届けする、役立つ情報が満載です。
今回は透過光での撮影を検証する
■使用機材
カメラ:オリンパスOM-D EM-1(バッテリーグリップ・AC電源接続)
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 Pro
ライト:TEEDA CRICKET MB-400 モノブロックストロボ
ストロボは乳白のアクリル板を用意、商品台を組み立てる
(台の間にアクリル板をのせるのに少し手間がかかる(*フォトテーブルがあると便利)
下からの透過光をメインにガラス器等を美しく表現するには必須のライティングである。
1灯のみで比較的簡単にイメージ撮影ができる。
■透過光1灯ライティング

乳白アクリル板の下からグリッド(粗め)付きのストロボを照てる。
グリッド(3種類あり)を換えることで光の集光度合いを調整することができる。
グレーボードまたはグレー部分の背景でホワイトバランスを合わせてください。
モノトーンのバックでは色浮きは良くない!

オーソドックスなアングルの画像

ブルーグリーンのガラスの器に透明アクリル球を入れて透過光のみで撮影
フットワーク良くアングルハンティングのごとくベストショットを狙う。
ストロボ光源なので手持ちでもブレる心配はない。
ミラーレス一眼で撮影すると快適である。
ガラス器のディテールとアクリル球への写り込みが面白い。
自分のお気に入りカットをチョイスする。
■透過光プラス左上からディフーザー越しに1灯

透過光プラス左上からディフーザー越しに1灯、光を面光源にして拡散させる。

左上からのライトでブルーボトルのハイライトを入れ立体感を表現する。
下からの透過光で透明感も表現できた。
チンザノストレートを撮影
ボトルからの注ぎが弱くなってしまったのはご愛嬌、、、!?
もっと迫力のある勢いが必要である。
グラスに氷を入れ、ウイスキーを注げばオンザロックのイメージカットとなる。
このように透過光をメインで撮影すると飲料等のシズルをうまく表現することができる。
是非、チャレンジしてほしい!