この「デジタル写真術」は、面倒な理論や解説を極力排除、最も単純、合理的にステップアップできる「ポイント」だけを網羅していきます。撮影中の「困った!」「どうして?」という素朴な疑問に、素早く効く答えを準備していきます。まずは順を追ってお届けする「解決策」をご確認ください。なんだ、そんな事か!と目からウロコの「処方箋」が初めてここに明かされます。
カフェやお店をやられている方、不動産業の方で、室内写真を撮る方も増えています。
この室内(店内)写真ですが、プロとアマチュアでは圧倒的な差が出ます。
その差は何か?
それは「垂直水平の原則」なんです。
プロの室内写真、マンションのモデルルームやお店の店内写真は全て垂直水平が原則です。
但し、垂直水平を優先させるとアングル(カメラの高さ)が限定されます。
上から全体を見たいという場合、どうしてもカメラが下向きになります。
そうすると縦の線は歪んでしまいます。
望遠側ならさほど気にならないのですが、ワイド側では安っぽい写真になります。
そんな場合、プロは「アオリ」ができるカメラかレンズを使います。
昔はアオリが出来る4×5インチの大型カメラが定番でした。

しかし、デジタルの今はアオリができる「シフトレンズ」が主流です。
但し、難点は価格がめちゃ高い事です。
広角側は24mm、17mm。
標準が45mm。
それより少し長い90mmの4本がキャノンのラインナップで、15万円ぐらいから25万円ほどします。
建築写真を専門にするプロならいざ知らず、そうおいそれと購入できるものではありません。
そこで、普通は画像処理を施しますが、その作業も面倒です。
そんな時は、ズームを最大広角側にして、縦位置で撮影し、上下の不要なところをトリミング(カット)して横位置に戻します。
ズームを広角側最大にし、高い位置から垂直水平の縦位置で撮影。
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最近のカメラは解像度も高く、少々トリミングしても全然分からないぐらいに高精度です。
広めに撮って、必要な場所をトリミングする。
最も合理的で素早くイメージが完成します。
是非お試しください。