この「デジタル写真術」は、面倒な理論や解説を極力排除、最も単純、合理的にステップアップできる「ポイント」だけを網羅していきます。撮影中の「困った!」「どうして?」という素朴な疑問に、素早く効く答えを準備していきます。まずは順を追ってお届けする「解決策」をご確認ください。なんだ、そんな事か!と目からウロコの「処方箋」が初めてここに明かされます。
今回は「蛍光灯」照明です。
蛍光灯は今から150年程前に誕生した新しい照明技術で、1900年ぐらいから撮影用の光源
として使われてきました。白熱灯(タングステン)に比べて、熱を持たない、省エネ、ソフトな光質
であることから、昔の写真館等でもポートレートを撮る際の光源として多用されたことがあります。
白黒写真の時代は何の問題もなかったのですが、カラー写真が当たり前になった時には
グリーン被りがあるという唯一の欠点と、大光量が手軽に得られるストロボの登場で、主役交代となりました。
ここ10年程は赤外線を出さないこから、デジカメの受光素子と相性が良いと認識され、
ポートレートで多用されるようになってきました。
さらにアメリカの「キノフロ」というグリーン被りしない蛍光管の登場で、グラビア写真界を中心に、
ストロボと使い分けされるようになり現在に至っています。
LEDの登場によりそろそろ主役交代の時期に移ってきているようですが、ソフトな光質と
自然光との馴染みが良いことから、キノフロでしか表現できない撮影もあると考えます。
また、物理的に破損しやすいことを除けば、比較的安価で明るく、ムービー撮影の光源にも
最適であることから、初心者にも優しい光源だと考えます。
ストロボに比べても、見ながら正確にライティングできるところが蛍光灯(定常光)の魅力となります。

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