



■会期:2015年1月30日(金)~ 2月19日(木)
■会場:ソニーイメージングギャラリー 銀座
東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル6階
■TEL:03-3573-2371
■開館時間:11:00-19:00
■休館日:2月16日はソニービル休館に伴いギャラリーも休館となります。
■入館料:無料
★ギャラリートーク開催
ゲストの方と山田久美夫氏によるギャラリートークが開催されます。
・1月31日(土) 17:00~17:45 写真家 鈴木知子氏、山田久美夫氏
・2月7日(土) 17:00~17:45 山田久美夫氏
山田先生は高校時代の1978年に初の個展を開催。
1979年よりフリーのフォトグラファーとなり、作品集「Natural(1994年)、「ツァイスのふるさとを訪ねて」(1996年)、「ドイツ・ 色と光」(2000年)を出版。
また、「ドイツの夜」(1994年)、「神戸・色と光」(1995年)など、これまで30回以上の個展を開催されています。
写真家の眼力を活かし、ジャーナリストとしても数々の雑誌やウェブ等で、カメラやレンズについて執筆される一方、1999年より「DigitalCamera.jp」も運営されています。


Q今回は4Kモニターで写真を見せるという新しい表現をされましたね。
山田写真というのは、向こうから来る光を見て綺麗だと思って撮ってるんですね。
それを再現するには光に還元するのが一番綺麗だと思います。
反射光のプリントではなく、ポジフィルムのように向こうから来てる光がいいんですね。
そうするとテレビというのは身近で自ら光を発するので、写真を撮ってる印象を再現できる存在として一番近いと思うんですね。

Q今回の被写体は身近な花たちのクローズアップですね。
山田ちょっと偉そうな言い方ですが、名所旧跡というのは綺麗なんですよ。
でも自分の身近にも綺麗なものってもっといっぱいあるんですね。
自分で発見する楽しさもあるし、自分が普段いる場所だから一番良い時が狙えるんです。
それをマクロレンズで撮ってます。マクロレンズといっても普通のレンズに接写リングを入れたり、リバースしたりして撮ってます。
マクロレンズを通して見ると、目で見るのと違って「ふわっ」と立体的に写るんです。
今回はライティングもしてないし、背景もつくってないけど画像処理はしています。ROWでものすごくフラットに仕上げて、頭の中で思い返すのに近い、記憶色に近いというか記憶映像みたいなものですね。昔風に言うと心象風景ですね。
Q写真家とカメラジャーナリスト、二つの顔の切り替えは?
山田写真というくくりは同じなんだけど、別の仕事をしてるように見られがちです。
でも僕の中でこの二つは同じなんです。
写真を撮る道具であるカメラは絶対必要ですよね。
それのいいところを伸ばして悪いところは自分でカバーしてあげるという作業、レンズの収差、ある意味悪い面をうまく活かしてあげる事でシャープなレンズにはない、実に自然な立体感が生まれたりするんです。
だからやってる事は全く同じで発表する媒体と場所が違うだけなんですよ。

カメラ雑誌等で名前を見ないことがないくらいメジャーな方ですが、実に気さくでお茶目な方です。理解力の乏しい私のアホな質問も、目からウロコの如く、親切に教えてくださいます。
今回もインタビュー後、JPEG派の私に一筋の光明をいただき感謝申し上げる次第です!
また、インタビューでは「プリントは理解しちゃう。光(モニター)は感じるんです。そこが一番の違い」という名言も頂戴しました。
少々メタボが気になりますが、健康に留意して今後も益々のご活躍を願っております。
chano