■2015年10月22日(木)~10月28日(水)
・キヤノンギャラリー銀座(03-3542-1860)
・東京都中央区銀座3-9-7 03-3542-1860
・10時30分~18時30分
(写真展最終日 15時まで。
日・祝日とギャラリー休業日は休)
■2015年11月12日(木)~11月24日(火)
・キヤノンギャラリー仙台(022-217-3210)
■2015年12月17日(木)~12月25日(金)
・キヤノンギャラリー梅田(06-4795-9942)
■2016年1月14日(木)~1月26日(火)
・キヤノンギャラリー福岡(092-281-1400)
■入館料:いずれも無料
■WEBサイト:http://www.harukiphoto.com
前回の三浦巨匠と同じく広島出身の「HARUKI」氏。
実は共に写真を学んだ大学の同級生です。
久しぶりに再会したオープニングパーティー。
会場に入りきれないほどの人びとで、ほんとうに大盛況の幕開けでした。
翌日も、月刊カメラマンの坂本編集長、CAPAの元石田編集長、APA執行理事で写真家の伏見行介氏などとのトークショーで盛り上がり、ようやくその翌日じっくりインタビューさせていただきました。
シラフで話をするのは久しぶり、まさに「遠い記憶」です。
1959年生まれの「HARUKI」さん、私と同じくカメラ小僧でしたが、大学時代から飛び抜けて写真が上手だったことをよく覚えています。
最初の個展は高校時代。その後も個展、グループ展、テレビ出演まで、世界中を被写体とするエネルギッシュな活動で、同級生の中ではダントツの活躍です。
「HARUKI」さんと言えば、神戸ファッション美術館にも永久保存されている「普通の人びと」シリーズを思い起こしますが、今回は「遠い記憶。」という新たなテーマで制作されました。
そこには「HARUKI」独特の色、隙のない完璧なフレーミング、レンズ性能を極限まで引き出す技術。写真家としてのセンスが溢れており、素直に脱帽です。
世界的に見てもスナップショットと風景写真の合間を撮るようなカメラマンはいないなあと思っていたころ、テレビ朝日の「世界の街道をゆく」という番組のスチール撮影を担当したことがきっかけでした。
ロケの合間に撮ったもので、番組では使わない写真や国内でも撮りためたものがある程度まとまってきたとき、それがその合間になるかもしれない ということで、今回「遠い記憶。」としてまとめました。
1枚1枚の写真には妄想を掻き立てるようなストーリーも写し込んでいます。
まるで短編小説やショートムービーのように1枚1枚から感じてもらえれば嬉しいと思っています。
全体にテーマがあるわけではなく、あくまでも1枚1枚が主張を持った写真で構成しています。
見る人がそこから何かを感じ取ってもらえるような1枚になっていると考えています。
旅の写真が多いのですが、旅というのいは海外に赴くだけが旅ではなく、一歩家を出たところからが旅の始まりなんですね。そういうストーリーを大事にしています。
旅に出ると日常と変わらぬ些細な行為も非日常へと化学変化を起こします。
自らの肉眼で直接見るという行為はとても克明であるし現実なのですが、ファインダーを通して観る行為は時として曖昧かつ不確かな映像を脳裏に刻みます。
旅を終えた後日、旅先で見た光景は現実だったのか?出会った人々は現実に存在した人だったのか?自身の記憶に翻弄されることがよくあります。
フィクションとリアルの境界線のような瞬間が旅の記憶の一部、そんな「遠い記憶。」を感じていただければ嬉しいと話すHARUKI氏の写真は、永遠の記憶として残っていく作品となった。
本写真展の作品の一部は、ただいま発売中の「月刊カメラマン」11月号の巻頭グラビア、デジタルカメラマガジン11月号のグラビアに掲載され ているほか、10月30日からキューバのアメ車を撮った写真展もBRIGHT PHOTO SALON(東京都中央区湊1-8-11)にて開催されます。(11月12日まで)
こちらの作品は一足早く、日本カメラ11月号の表紙、巻頭グラビアでご覧いただけます。